タイ関連ニュース
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3月15日
●反独裁民主戦線(赤シャツ)による反政府デモは、大きな混乱もなく続いています。100万人を動員すると言っていましたが、警察の推測では6万人、軍の推測でも10万人だそうです。バンコク周辺の主要道路には検問所が設けられていたので、ノンタブリー・アユタヤ・パトムターニーなどからは大勢の赤シャツメンバーがチャオプラヤー川のボートに乗ってバンコクへ入ってきた為、一般の乗客が乗れないという事態があったようです。 本日正午までの下院解散・総選挙を求めていますが、アピシット首相が応じるはずもなく、このままダラダラとデモを続けていくんでしょうかね。国家予算で警察・軍を動員する政府に対し、反独裁民主戦線は個人資産でデモ隊を組織するので、資金のことを考えればデモの長期化は出来なさそうですが・・・
●タイ外務省によると、タクシン元首相がアラブ首長国連邦(ドバイ)から国外追放され、カンボジア・シェムリアップに移動したという情報があり、確認を急いでいるようです。タクシン氏の顧問弁護士であるノッパドン氏や本人はツイッター上でこれを否定、現在もドバイに滞在していると主張しています。
またその後、ドイツを訪問している2人の娘に会いに行く、今はヨーロッパに滞在していると話していますが、ドイツは以前タクシン氏の滞在ビザを取り消したことがあり(タイ政府の要請?)、今回も在タイ・ドイツ大使はタクシン氏の入国は認められないと発言しているので、実際はどこに滞在しているのかが話題になっています。
●デモの本拠となっている王宮前広場周辺は商売あがったりかと思いきや、食堂はデモ参加者の来店で忙しく、ラチャダムヌーン通りにあるロイヤルホテルに至っては、300室の多くが赤シャツの予約で埋まっているという特需の恩恵を受けているようです。宿泊者ではない赤シャツメンバーにもロビーやトイレなどを自由に使われているみたいですが・・・
●タイ国際航空は12日の取締役会で増資を決議しています。最大10億株(1株の額面10バーツ)で、売り出し価格は後日決定されます。現在同社株は24-25バーツで取引されています。4月28日の株主総会で承認を経る必要がありますが、約51%を財務省が保有していますから、否決されることはないですね。増資後も財務省の持株比率は維持される予定です。
増資で得た資金は、今後15年間で古くなった77機を退役させ、新たに81機以上を購入する資金に主に使われるようです。古いと評判の悪いタイ国際航空の機材も少しずつ更新されていくのでしょうか。
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3月12日
●親タクシン派、プア・タイ党のチャワリット氏やパンロップ氏といった大物党員が週末の大規模デモに関与しないことを表明しています。2人とも軍部出身ですが、軍が政府側に付いて準備万端、戦略もないエンターテインメントショーのような今回のデモは政府に何のダメージも与えず、数日で終わると醒めた見方をしているようです。 ●週末の大規模デモを控え、アユタヤの赤シャツグループはパラー爆弾を作っているようです。「爆弾」と言っても、ソムタムでお馴染みの魚を原料とした、臭いのきつい発酵調味料パラー(プラー・ラー)をビニール小袋に詰めたものです。軍・警察から武力行使を受けた場合、これで反撃するそうです。まあ、何とも平和というかのどかというか。
尚、デモ集会が開催される予定の場所は下記在タイ日本大使館のウェブサイトに掲載されています。
●タイの商業銀行では総資産額で7位のタナチャート銀行が同8位のサイアム・シティ銀行を買収合併することが明らかになっています。
1997年のアジア通貨危機で経営が悪化し、国有化されたサイアム・シティ銀行は、現在もタイ中央銀行傘下の金融機関発展基金(FIDF)が株式の約47.6%を保有しており、これをタナチャート銀行が買収、更にTOBを実施して持株比率を上げ、傘下に収めるようです。両行が合併後は、総資産額でタイ第5位の商業銀行になる見込みです。
タナチャート銀行はファイナンスカンパニー(ノンバンク)として1972年の創業、銀行免許を取得したのは2002年の新しい銀行でタナチャート・キャピタルが51%、カナダのノヴァ・スコシア銀行が49%を出資しています。
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3月11日
●14日の反独裁民主戦線(赤シャツ)による大規模デモに備えて、デュシット動物園は象3頭・レッドカンガルー6頭・ワラビー3頭・ツル2羽の計14頭をソンクラーやナコンラーチャシーマーなど他の動物園に移動させるようです。なぜこれらの動物が選ばれたのか?象はタイで神聖な動物だから?・・・と思っていたのですが、これらの動物の入っているオリが、動物園と国会議事堂の間を走るウートン・ナイ通りに近いのが理由だそうです。 ●タイ国際航空は13-14日の2日間、ラーンルアン通りとシーロム通りにあるチケットオフィスを臨時休業とするようです。
●デモへの対策が各所でかなり大掛かりになってきていますね。このデモでは下院解散・総選挙を求めているわけですが、これが達成出来なくても、せいぜい3-5日間で終わると赤シャツ側から漏れ聞こえているようです。理由は資金的な問題で、自らは100万人動員すると言っていますが、10万人を動員したとして1日あたり3千万バーツ近くの資金が必要になるそうです。
●アメリカのフォーブス誌が世界のビリオネア番付2010年版を発表しています。タイからは208位にチャリアウ・ユーウィッタヤー氏41億ドル、342位にチャルーン・シリワタナパクディー氏29億ドル、463位にタニン・チラワノン氏21億ドルといつもの3人が1000位以内に入っています。
チャリアウ氏はドリンク剤クラティン・デーン(レッドブル)、チャルーン氏はタイ・ビバレッジ(ビア・チャーン、メコンウイスキー等)・インペリアルホテル・パンティッププラザ、タニン氏は大手財閥CPグループのオーナーです。
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3月10日
●昨日の朝、アピシット首相の自宅に牛の糞を投げ入れて逮捕されたのは、タイ東北部ナコーンパノム出身の56歳の男で、反独裁民主戦線(赤シャツ)サポーターのようです。妻は民主市民同盟(黄シャツ)のサポーターだそうで、バンコクに出てくる前に滞在費用として、妻の貯金から1万バーツを失敬してきたと警察に供述しています。尚、男は昨日中に裁判所から禁固10日の判決を受けています。 ●親タクシン派プア・タイ党のチャルーム議員は、反独裁民主戦線(赤シャツ)になりすまして、シリラート病院・ラーチャウィティー病院・イスラム教のモスク付近で騒動を起こし、赤シャツの名を貶めることを計画している政治家グループがロンドンにいると非難しています。現在、与党第2党プーム・チャイ・タイ党の実質的なボスであるネーウィン氏がロンドンに滞在しています。シリラート病院にはプミポン国王が現在も入院されていますね。
●タイ中央銀行は、反独裁民主戦線(赤シャツ)の大規模デモに関して、各銀行が危険を感じた場合、独自の判断で支店やATMを休業とすることを認めています。タイのATMって、通常でも連休前とか現金の補充が間に合わなくて使えなくなることはありますけど。在タイの方は念の為、前もって現金を下ろしておいた方がいいかもしれません。
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3月9日
●14日に予定されている反独裁民主戦線(赤シャツ)の大規模デモに対して、11-23日の期間、バンコク及び周辺で治安維持法を適用することを本日の閣議で承認する予定です。 ●今朝、スクンビット・ソイ31にあるアピシット首相の自宅に、バイクに乗った男が牛の糞を投げ入れています。アピシット首相は首相府へ出勤する直前だったようですが、事件については知らなかったようです。男は既に警察に逮捕されていますが、身元等は発表されていません。アピシット首相の自宅には先月も、人間の糞尿や魚の発酵調味料パラー(プラー・ラー)が投げ入れられる事件がありました。
●乾季も終盤になると、北部の煙害と共に毎年のように問題となるのが干ばつです。干ばつはほぼ全国的に問題となりますが、特に東北部と東部がいつも深刻のような気がします。
また北部・東北部を流れるメコン川の水位低下も近年酷いようで、これは上流に中国がダムをいくつも建設したからと言われています。タイをはじめとして下流域の国が中国に問題提起をしていますが、まあ中国も慢性的に水不足ですから、聞く耳は持たないでしょうね。将来的にメコンは断水する(海に水が届かず、途中で枯れてしまう)なんて言われています。
●法務省入国管理局が発表した1月1日時点の不法残留外国人数は91,778人、前年比18.8%減となっています。国・地域別の人数では韓国・中国・フィリピン・台湾・タイの順で、タイ人は4,836人です。
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3月8日
●14日に予定されている反独裁民主戦線(赤シャツ)の大規模な抗議デモは、100万人を動員すると言っていますが、実際問題としては支持者の多い北部や東北部からどうやって連れて来るのか疑問視されています。 政府がタイ国鉄・長距離バスを運営する政府系トランスポート社(ボー・コー・ソー)やガソリンスタンドを赤シャツ支持者に利用させないよう指示したという噂まで流れているようですが・・・
また北部・東北部の農民がトラクターのエンジンを積んだ農業用の改造運搬車「ロット・イーテーン」でバンコクに大挙してやってくるとの噂もあり、これを阻止する為、警察が道路交通法を使って取り締まり、バンコクに入ることを阻止するようです。
●タクシン元首相の資産没収判決後、先月27日にバンコク銀行の4支店で爆弾事件がありましたが、そのうちシーロム通り支店の事件に関する容疑者2人が逮捕されています。
捕まったのは手榴弾を投げた実行犯ではなく、実行犯をバイクで現場近くまで乗せた運転手とそれを指示した伯父です。警察の取り調べに対し、伯父の方は実行犯が反独裁民主戦線(赤シャツ)のメンバーで、デモで知り合ったと供述しています。
●タイ国際航空の2009年連結決算は、売上高が1639億バーツで前年比19.1%のマイナスとなりましたが、純利益は73億バーツと前年の214億バーツの赤字より黒字に転換しています。
バンコクを起点に周辺国に行く機会も多いのですが、タイ国際航空は、エアアジアといった格安航空会社(ローコスト・キャリア)は勿論のこと、シンガポール航空・マレーシア航空・ベトナム航空・キャセイパシフィック航空など渡航先のナショナルフラッグキャリアより必ずと言ってもよい位、料金が高いような気がします。
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